Signatera(シグナテラ)
Signateraは、患者さんのがん組織から見つけた遺伝子変異を、採血で追跡する検査です。手術後に画像では見えない小さながんが残っている可能性(分子学的残存病変:MRD)や、再発のリスクを調べます。20
日本では、大腸がんを対象に承認されています。手術で取り切ったステージⅡ・Ⅲでは、術後の抗がん薬治療が必要かを考える補助として使います。再発リスクの評価は、すべてのステージが対象です。ステージⅡのうち、病理検査で再発リスクが明らかに低いと判断される場合は、この検査を使わなくても抗がん薬治療が不要と判断できることがあります。22保険適用を経て販売が始まる予定です。23当院での導入は現在検討中です。
陰性でも、小さながんが残っている可能性は否定できません。繰り返し測る間隔や期間、繰り返した検査の結果に合わせて治療を変えることで治療成績がよくなるかは、まだ十分に分かっていません。22
保険適用や費用、受けられる時期は、販売開始後に主治医にご確認ください。