東北医科薬科大学 医学部 腫瘍内科学教室

がん診療を通して、 患者さんの生活と将来を支える

腫瘍内科は、薬物療法を中心に、がん患者さんの治療と生活を支える診療科です。
私たちは、多職種と連携しながら、一人ひとりの病状や背景に応じた診療を行っています。
患者さんにとってわかりやすく、学生・研修医にとって腫瘍内科の魅力が伝わる場を目指して情報を発信しています。

当科の特色

1
専門性の高いがん薬物療法を、日々の生活のすぐそばで

私たちは、がん治療のプロフェッショナルとして、科学的根拠に基づいた最新の薬物療法を提供しています。高度な専門知識を備えつつも、大規模病院にありがちな「敷居の高さ」を感じさせない、一人ひとりの生活に寄り添った温かな医療を大切にしています。住み慣れた地域で、日常生活を維持しながら安心して治療を継続できる環境を整えています。

2
三陸・相馬エリアを支える広域がん診療の「ゲートウェイ」

仙台東部道路・三陸沿岸道路の結節点に近い立地を活かし、宮城県北部から福島県相馬エリアまで、広大な沿岸部をカバーする拠点としての役割を担っています。高速道路直結の利便性により、遠方の患者さんでも通院の負担を抑えながら、専門的な治療をスムーズに受けることが可能です。

3
東北大学病院との強固なネットワーク

より特殊な新薬や治験が必要となる場合には、東北大学病院と緊密に連携し、速やかに最適な選択肢を提示します。「日々の確実な治療は通い慣れた当院で、必要時には最先端のアカデミアへ」という、医療機関同士の強固な連携による二段構えのサポート体制を構築しています。

4
生活の質(QOL)を最大化するチーム医療

治療の主役は、患者さんの「生活」そのものです。がん薬物療法専門医を中心に、専門薬剤師・看護師・緩和ケアチームが一体となり、副作用管理から心のケアまで徹底して行います。近隣の方はもちろん、遠方の患者さんに対しても、地元の医療機関と密な連携を図り、治療と生活の両立を強力にバックアップします。

5
若手医師・学生へのメッセージ

腫瘍内科の魅力は、最新の分子標的薬や免疫療法を駆使する「科学者」の視点と、患者さんの人生の伴走者となる「人間学」が融合している点にあります。当科では、最先端のエビデンスを実臨床へ落とし込む高度な専門性はもちろん、全身管理のプロとして多職種チームを牽引するリーダーシップを磨くことができます。診断から緩和ケア、そして高次施設との戦略的な連携まで、がん医療の全体像を俯瞰し、自らの手で「次世代の標準治療」を実践したい志ある皆さんを待っています。